そこで私が習った畳み方を以下に紹介します。先生により、また地方により様々違いがあるようですからこの作法を皆様に押し付ける意図はありません。
一般的な
1:「前ひも」(細長い方のひも)を上にし、
2:
3:ひもを整えて合わせ、三つ折りにする。
4:両側の「うしろひも」(太い方のひも)を長さを調節して折り、交差させる。
5:一方(写真では向かって左側)の「前ひも」を長さを調節して折り、交差した「うしろひも」の下をくぐらせて上に引き上げる。
6:その「前ひも」を元の側(写真では向かって左側)の方に折る。
7:「うしろひも」の下をくぐらせて上に通す。
8:中央に向かって折る。
9:反対側(写真では向かって右側)の「前ひも」も下げ、
10:5と同様、交差した「うしろひも」の下を通して上に引き上げる。
11:6同様、その「前ひも」の元の側(写真では向かって右側)の方に折る。
12:7同様、「うしろひも」の下をくぐらせて上に通す。
13:8同様、中央に向かって折り、「うしろひも」と「前ひも」の間にくぐらせて完成。
切袴 [
切袴の被着法は、前ひもを先に結んでから、うしろひもを結ぶ。すそは足袋 にふれる程度の長さにし、[ 白衣 のすそが見えないように着ける。[
布袍を着けたとき俗袴 を着用する場合があるが、着け方は同様である。[ 浄土真宗本願寺派『法式規範』24頁 「切袴」より